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メロンの告白

(2003/6/5より続く)追記の追記の追記
 ☆1417記念日
むし暑かったり雨だったり風が強かったりと、ここのところ天候が不安定でありますが、先日、竹橋・東京国立近代美術館へ“最高傑作日本初公開”と銘打たれました『ゴーギャン展』を観に行って参りました(9月23日水曜日・祝まで)。

解説によれば「19世紀末の爛熟した西欧文明に背を向け、南海の孤島タヒチにひとり向かった画家ポール・ゴーギャン。その波乱に満ちた生涯は芸術に身を捧げた孤独な放浪の画家の典型といえるでしょう。人間存在に関する深い感情や思索を造形的に表現すること、これがゴーギャンの絵画の課題となりました。」とのこと。

今回目玉となりました《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》という作品は、ゴーギャン自身が「これ以上のものは描けない」と語っていたように、人間の根源にある普遍的な生命への疑問や、死生観、哲学などを、さまざまな側面から描いた集大成であります。

ゴーギャンの作品の面白いところは、一見、南国の楽園に暮らす未開人の日常生活を牧歌的に描いているような感じでありますが、不思議なことに、暖色を多用しているにもかかわらず、どこか冷たい印象を与えることも魅力でありますね…


      
ゴーギャンといえば南国というイメージがありますせいか、「アロハ・シャツ」のモチーフとなることが多々あります。 ジャパさんも版画柄のレプリカを含め何着か持っておりますが、この絵画柄をよくよく見てみましたら、ポケットの部分に《我々は〜》に描かれております“赤ちゃんを見守る女性達”がプリントされておりましたよぉー☆



| ジャパニーズ・タカハシ | - | 22:32 | - | trackbacks(0) |
 ☆1416記念日
先週15日水曜日は、“最後の来日公演”といわれておりました「サイモン&ガーファンクル」のコンサートを“外聴き”しに、日本武道館へ行って参りました。

しかしながらビートの効いた曲はそれなりに聴こえたものの、風が強いせいもあって、アコースティックな曲はかろうじて聴きとれる程度でありました。

それでも外聴きされている方は30人くらいはいまして、メモを熱心に取る女性や耳に手をあててじーっと聴き入っている男性など、おのおのが自分なりに楽しんでいるようでありました。

「旧友/ブックエンドのテーマ」で幕を開け、「冬の散歩道」「アイ・アム・ア・ロック」「スカボロー・フェア」「早く家に帰りたい」「ミセス・ロビンソン」と、惜し気もなく名曲やヒット曲を披露し、ラストは「明日に架ける橋」。

そしてアンコールでは「サウンド・オブ・サイレンス」「ボクサー」などを演奏いたしました。

毎回外聴きをしていて気づきますことは、ラスト一曲でも駆け込んで行かれるお客様がいらっしゃるということであります。

それぞれの事情の中でその日を楽しみにしているということが頭の数だけあるんだなと思いますと、また感慨深いものがありますね…


               
「あれから40年… あなたは何処で何をしていましたか?」とのサブ・タイトル通り、哀愁のあった今回の素晴らしい来日コンサート。 しかしながらジャパさんに問い掛けられましたのは、「これから40年… あなたは何処で何をしていきますか?」ということであります…


| ジャパニーズ・タカハシ | - | 22:24 | - | trackbacks(0) |
 ☆1415記念日
一昨日は下北沢にあります「BASEMENT BAR」にて、奇数月の第2日曜日に催されますリトル・エヴィビス・リュータ君が主催するロックンロール・イベント『平成ウエスタン・カーニバル』を観に行って参りました。

リュータ君のコミカルなアジテーションとエネルギッシュなステージングも健在でありましたが、そのリュータ君を支えるバンド「The S.R.P」も、やはり芸達者なメンバーだということを今回あらためて感じることができました☆

そして昨日は、東京お台場に御座います「潮風公園」へ、実物大の「機動戦士ガンダム」を観に行って参りました(「船の科学館」駅下車 徒歩約7分 観覧無料 8月31日月曜日まで)。

ジャパさんは世代的にもズレておりますので、これといってガンダムに思い入れがあったわけではありませんが、やはり「デカイ」というのは一つの魅力でありまして、一目見たいと思っておりました。

驚いたことに、本当にガンダムという動くモビルスーツが実在し、まるでそれのレプリカを展示しているかのような錯覚に陥ってしまうほど、空や海、太陽や緑にとけ込んでおりました。

なんだかとても不思議不思議な感じであります…


         
ふと気づけば「小さいエルヴィス」と「大きなガンダム」。 どちらも極端なかたちの魅力を持ち合わせておりましたね。 しかしながら、その真ん中の「どっちつかず」は若干面白味に欠けるようにも思われがちですが、逆にその中途半端さが魅力となったりすることもまれにあったりしますから世の中面白いもので御座います…

♪世の中は〜、わからない〜、人のいうこと、もひとっつわからない〜♪ 

「世の中わからない節」 by B&B


| ジャパニーズ・タカハシ | - | 23:21 | - | trackbacks(0) |
 ☆1414記念日
今年も残すところあと半分となりましたが、最近のジャパさんは映画館によく足を運んでおります。

池袋メトロポリタンプラザ8階のシネ・リーブル池袋にてミッキー・ローク主演の『レスラー』、新宿歌舞伎町の新宿ミラノ座にて『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』、池袋サンシャイン通りの池袋HUMAXシネマ3にて笑福亭鶴瓶さん主演の『ディア・ドクター』を観賞いたしました。

どの作品も話題作ということもあってか、お客様が詰めかけておりましたが、特に『エヴァンゲリヲン:破』に関しましては、あの広いミラノ座でさえ立ち見が出ておりましたね。

これから観られる方もおりますので内容にはふれませんが、どの作品もとても素晴らしく良く出来ており、表現方法は違えど、この三作には人間ドラマとしてのベースがきっちりと描かれておりました。

食わず嫌いの子供の食事と同じように、必要な栄養素をどうしても採取しなければならない場合、料理方法を変えることによって食べやすく採取できるのならば、それに越したことはないのではないかと。

アニメ部門とかに関係なく、『エヴァンゲリヲン:破』の「綾波レイ」には今年の主演女優賞をあげたいですね…


           

                 
やはり映画館で観るのはDVDとは一味違います。 あたり前のことですが、まず画面がデカいということ。 そして観終わったあと、映画館から出た時のなんともいえない感じがたまりません…


| ジャパニーズ・タカハシ | - | 21:43 | - | trackbacks(0) |
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