☆1363記念日
2008.11.27 Thursday
昨晩、右足の薬指をしたたかイスの角にぶつけまして、一口ウインナーのように腫れ、紫色になってしまいました低次元で情けないジャパさんであります…
そんな訳で、フランキー堺さん、所ジョージさんも演じました主人公「清水豊松」を、坊主になったSMAPの中居正広さんが演じたことでも話題になりました加藤哲太郎(題名・遺書・原作)の手記「狂える戦犯死刑囚」を元にいたしました『私は貝になりたい』を先日観に行って参りました(監督:福澤克雄 脚本:橋本忍 音楽:久石譲 出演:仲間由紀恵/笑福亭鶴瓶/石坂浩二 他)。
ジャパさんごときが軽々しく言うのもなんですが、何故このような理不尽なことになってしまうのか?とやはり理解に苦しみましたね。
そして映画館にはかなりのお客様が入っていたのですが、そのほとんどが戦争を体験したであろう世代の方々でびっくりしたのと同時に、どのような思いでこの映画を御覧になられていたのか?と考えてしまいました…
ちなみに坊主頭の方は1000円で観れるようで、「BOUZ〈坊主〉割引」を全国の上映館で実施しているそうでありますよぉー☆
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☆1362記念日
2008.11.24 Monday
後悔と反省…
考えてみますと物心ついた時から今日まで、後悔と反省をしなかった日の方が少ないのではないかと思います。
自己嫌悪の日々の中、相も変わらず成長著しくないクヨクヨでルルルルな、からっぽのジャパさんであります…
そんな訳で、元ユーロスペースがあった所に御座います「シアターN渋谷」で、先日の来日公演の興奮が冷め止まぬ「ザ・フー」のドキュメンタリー映画『アメイジング・ジャーニー』を観に行って参りました。
1979年の『キッズ・アー・オールライト』以来、2作目の劇場公開映画となりますが、激さや音楽性だけを追ったロック映画ではなく、ザ・フーという“運命”における栄光と挫折、愛情と憎悪、勇気と苦悩が赤裸々に曝け出され、人情とユーモアの人間味溢れる生き様が浮き彫りになった素晴らしい人間ドラマでありました。
「涙を流せ、過去は忘れろ!」byピート・タウンゼント
どんなかたちであれ、死ぬまで人は生きなければならないんですな…
JR渋谷駅西口を出て左、246の歩道橋を渡り、楽器屋さん「KEY」と「ファミリーマート」の間にあります「さくら通り」の坂を上る途中右手、「アニメイト」が入っているビルの2Fに「シアターN渋谷」が御座いますよぉー☆
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☆1360記念日
2008.11.18 Tuesday
昨日は日本武道館へ、単独では初のザ・フー来日公演を観に行って参りました。
デビッド・ボウイーの「ジーン・ジニー」が鳴り止み、ザ・フーがステージに登場すると、万雷の拍手と歓声の嵐の中、「アイ・キャント・エクスプレイン」でスタート。
やはり武道館ということもあってか、ザ・フーのメンバーも御機嫌でノリノリでありました。
そして本編ラストの「マイ・ジェネレーション」〜「ネイキッド・アイ」まで、一気に駆け抜けた素晴らしいライヴでありましたね。
立ちぱなしで観ておりましたジャパさんの方は正直フラフラでありましたが、2004年のロック・オデッセイ横浜公演の時よりもピート&ロジャーがさらに元気でコンディションも良く、60歳を越えてから、バンドとしてのザ・フーは年々若返っているような感もありました。
「ジジイになるまで生きてみろ!」と、ザ・フーからのメッセージが聞こえてくるかのような“LIVE AT BUDOKAN”で御座いましたね☆
忘れてはならないのがこの数年間、現在のザ・フーを支えるサポート・メンバーのサイモン、ザック、ピノ、ラビットであります。 特にリンゴ・スターの息子「ザック・スターキー」は、キース・ムーンから手ほどきを受けていたこともあり、キース的な演奏力もド迫力ですし、なによりザ・フーにおいてのキャラクターが抜群に格好良いのでありますよぉー♪
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☆1359記念日
2008.11.16 Sunday
本日は渋谷「Bunkamuraザ・ミュージアム」へ、『アンドリュー・ワイエス 創造への道程(みち)』展を観に行って参りました(12月23日 火曜日・祝まで)。
解説によれば「ワイエスは生涯の殆どを生れ故郷のペンシルヴェニア州の丘陵、もしくは夏の別荘があったメイン州の海辺で送り、絵を描いてきた。どちらもこれといった特徴のない平凡な田舎なのだが、それら心にしみる物静かな情景はかつての開拓民であったアメリカ人の心を捉えた。」とのこと。
テンペラ画、水彩画、素描、習作など、まさに“平凡なる非凡”な作品の数々を展示。
そして、そこに吹く風や海の音が聞こえてくるかのような描写力が、観る者をその荒涼とした風景の中に立たせてしまいますね…
そんな訳で明日11月17日月曜日は、ザ・フー初の単独来日による日本武道館公演が御座いますが、ジャパさんもM氏と共に足を運ぶことになっております。
武道館でフー、フーで武道館でありますよぉー♪
渋谷「Bunkamuraザ・ミュージアム」にもナイトタイムがあり、金曜・土曜日はゆったりと夜の9時まで開館しておりますわぁー☆
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☆1358記念日
2008.11.13 Thursday
先日、高橋ヒロシさんの原作マンガ映画『クローズ ZERO』を観ました(監督:三池崇史 脚本:武藤将吾 出演:小栗旬/山田孝之/やべきょうすけ/黒木メイサ/岸谷五朗/遠藤憲一 他)。
現代版の学園不良物語でありますが、そこには登場人物のキャラクターが持つ、ある意味で純粋で普遍的な“生き様のルール”がしっかりと描かれており、清々しくスカッとする作品となっておりました。
そして、クァク・ジョエン監督の『僕の彼女はサイボーグ』のバスの運転手役に続き、この『クローズ』にも、教師役でホリケン。さんが出演されておりましたね♪
そんな訳で、最近はアナログ音源の編集作業をするため、パソコン画面とにらめっこをしておりますが、一つ問題をクリアーすれば、また一つ問題が起きてしまい、「三歩進んで二歩下がる」といった具合で、汗かきべそかきの“水前寺清子状態”で御座います。
くどいようですが、愛称は動物のチーターではなく“チータ”でありますよぉー!
現在も川崎?に住んでいるというアンビエントな奇才「テーリ・テムリッツ」が、ゲイリー・ニューマンの曲を幻想的なピアノでカバーいたしました『REPLICAS RUBATO』で御座います。 「down in the park」「cars」などの大ヒット曲から、「dream of siam」「cry the clock said」「slowcar to china」のような渋目の曲まで全11曲+シークレット1曲を収録。 女装したパロディー・ジャケットを含め、愛が溢れるカバー・アルバムでありますわぁー☆
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☆1357記念日
2008.11.09 Sunday
昨日は、清澄白河に御座います木場公園内「東京都現代美術館・企画展示室B2F」へ、ブラジル移民100周年を記念いたしました『森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ写真展 〜共鳴する静かな眼差し〜』を観に行って参りました(来年1月12日 月曜日・祝まで)。
解説によれば「二人の写真家は、街を歩きながら通過者の視線で社会を切り取ります。これらの写真を見る者は、そこから様々にイメージを膨らませ、見る者から通過者(写真家)の立場へと変身し、より深く理解することができるでしょう。」とのこと。
日系人が多いブラジルのサンパウロを日本人の大道が撮り、様々な刺激が入り交じる東京をブラジル人のブランコが撮るということ自体が興味深いですし、大道のモノクロとブランコの極彩色のコントラストが、対極がゆえに見事にからみ合った企画展でありましたね。
そして写真だけでなく、二人の映像作品も観ることができました。
こちらも見ごたえ十分でありましたよぉー☆
森山大道の映像作品は、大道がブラジルの街を歩きながら撮影する姿をドキュメンタリ−・タッチで追ったもので、ミゲル・リオ=ブランコの映像作品は東京の映像コラージュであります。 そしてブラジル移民といえば、やはりアントニオ猪木のことが頭に浮かんでしまいますね。 あぁ遠くへ行きたい、遠くへ行きたい…
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☆1356記念日
2008.11.05 Wednesday
秋も深まり、黒人初のアメリカ大統領にノッチ… 失敬、オバマ氏に決定する中、本日は『ヴィジョンズ・オブ・アメリカ』第3部「アメリカン・メガミックス」1957ー1987を観に、「東京都写真美術館・3F展示室」へ行って参りました(12月7日 日曜日まで)。
解説によれば「本展では20世紀後半のアメリカ文化を写真、美術、文学、音楽のジャンルにまたがって横断的にとらえます。ジャック・ケルアックの『路上』から、アンディ・ウォーホールが没した年までの約150点を展示。」とのこと。
「アメリカがもっとも輝きを放った時代」とありましたが、その“輝き”とは一体何であったのか?と考えさせられましたね。
「古き良き時代」という言葉がありますが、それは人それぞれの心の中で生まれるものでしょうし、そういった“時代”自体はなかったのではないかと。
早いもので第3部最終章となり、ふと2008年の終わりを感じました。
あぁ遠くへ行きたい、遠くへ行きたい…
白川義員、北島敬三、森村泰昌、篠山紀信 他、日本人写真家の作品も多数展示されておりました。 とくに「奈良原一高」の《消滅した時間》シリーズは必見。 日本人だから見えたアメリカがそこには写し出されておりますよぉー☆
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☆1355記念日
2008.11.03 Monday
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